mike-neckのブログ

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JUnit Platform Engine の作り方

JUnit Jupiter でのテストクラスの書き方は、世の中にたくさん、このブログよりも SEO に長けているブログの記事が見つかるので、それを参照されるがよい。

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そうではなくて、ここでは JUnit Platform Engine の書き方、作り方の手引を書く。

ちなみに、僕は Kotlin 用のテストフレームワークを作りたくなったので、 Junit Platform Engine の使い方を調べていた。念の為、それについて書かれているブログ記事を探してみたが、あまり教養がないので見つけられなかった。多分、公式ドキュメントの 「6.1.3. Plugging in your own Test Engine」 が唯一まとまった文章だが、たかだか 20 行弱しかない。

この記事はこれからテストフレームワークを作るというマニアックな人のための導入になるかもしれない。

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HTTP のテストをおこなう CLI ツールの httpmon をリリースした

HTTP のテスト・モニタリングを行う CLI ツール httpmon の v0.2.0 をリリースしました。とはいっても、 github のリリースページ に実行形式のファイルが置いてあるだけです。

README.md に書いてあるとおりですが、 ターミナルで http のテストをするだけです。現在のところ GET とPOST を送信できますが、 body は送信できないので、実質 GET 専用です。

レポジトリーはこちらです

github.com

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Spring Batch を Spring Boot で作った場合のプロセスの終了コード(exit code) の設定の仕方

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Spring Batch で終了コードを設定する方法を調べると、おそらく次の資料に出くわす

docs.spring.io

terasoluna-batch.github.io

ただ、 Spring Boot で Spring Batch を作る場合はこの方法では多分うまくいかない。これらの資料では Spring Batch にある CommandLineJobRunner というクラスで実行することを前提にしている。しかし、 Spring Boot で作ったバッチの場合は spring-boot-autoconfigure にある JobLauncherCommandLineRunner によって起動されるため、これらの資料の方法で作る ExitCodeMapper は使われない。

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