mike-neckのブログ

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GraalVM コミュニティー版のバージョンロードマップ

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正確なものは公式ドキュメントを読んでください。これは 2020-08-09 時点の単なるメモです。

www.graalvm.org


  • マイナーフィーチャーリリースは 3 ヶ月ごとに行われる
    • 2, 5, 8, 11 月の 17 日
  • 新しいフィーチャーリリースは以前のものに取って代わる(以前のもののアップデートはなくなる)
  • (メジャーバージョン番号にあたる)年間リリーストレインがあり、 19.x20.x21.x となる
  • 年間リリーストレインは一連のフィーチャーリリースにより構成される
  • 各年間リリーストレインの最後のフィーチャーリリース(19.320.3 など)はその後 12 ヶ月に渡り脆弱性対応のサポートがある
  • クリティカルパッチアップデート(CPU)は OpenJDK CPU の GA を元に行われ、なる早で出される

なぜこんなのを調べたか

github.com

ひょんな事で作った gradle のプラグインで惰性で過去バージョンもテストしてるけど、遅いのでいくつかのサポートを外そうと考えていたので、調べた。 19.2 とかもテストしてるけど、いらないっぽい

Kotlin 愛好会で発表した #love_kotlin

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テストフレームワーク ktcheck の宣伝も兼ねて発表してきた

love-kotlin.connpass.com

資料はこれ

www.slideshare.net


現在勤めている会社のテストのほぼすべては kotlintest(現 kotest) で記述されているのですが、資料にあるようなテストデータ(変数)の状態がうまく扱えないこともあり、どの順序で実行されているかを調べていたりしました。

mike-neck.hatenadiary.com

変数の状態良くわからん問題は発表中の 反応 を見ても共感を得られていたっぽいので、大体つまずく場所は一緒だということも認識できました。

https://twitter.com/search?q=(%23love_kotlin)%20until%3A2020-07-30%20since%3A2020-07-29&src=typed_query&f=live

「これひどいよな」みたいに愚痴を言おうとしましたが、これだけ大きなテストフレームワークを開発できるのだから何か回避策があるに違いないとドキュメントを読み直して IsolationMode のドキュメントにたどり着いてテストを書き直したいと思ったりしました。ドキュメント読み込み大事。


ktcheck はまだ作ったばかりでフィードバックがほしいところなので、ぜひ使ってもらいたいなと思っています|ω・`)チラッ