表記の通り、 Gradle プラグインの graalvm-native-image-plugin の v1.4.0 をリリースしました。
このリリースでは以下の機能が追加されました。
- シェアードライブラリーをビルドする機能(Java11 以降のみ)
- 上記の機能追加に伴う、
nativeImage#setMainClass(String)
メソッドの非推奨化
Windows 環境にて、 graalvm-native-image-plugin を利用している際に、タイトルにあるようなエラーが発生することがあるようです。
どのような形にするのが良いか解決方法を検討中ですが、一時的に回避する方法として、 jar の Class-Path
アトリビュートに jar ファイルのリストを記述する方法が簡単な回避方法かと思われるので、そちらについて紹介します。
時間のない方のために 3 行でまとめると
native-image
コマンドの -cp
オプションではなく、 jar ファイルの Class-Path
属性で依存ライブラリーを指定するgraalvm-native-image-plugin のバージョン v1.3.0
をリリースしました。このリリースでは、 native-image-agent で生成された serialization-config.json
ファイルのマージ、 SerializationConfigurationFiles
オプションのサポートを追加しました。以下のリンクにあるとおり、 plugins
ブロックに指定すると利用できます。