mike-neckのブログ

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五輪にボランティアで働けるエンジニア4万人を調達する手段

数週間前ですが、TLを騒がした記事がありましたね。

japan.zdnet.com

僕のchromeにはAdBlockerPlusが付いているので、zd netの記事開くの大嫌いなのですが、まあ、要点をまとめていくと、こんな感じです。

  • サイバー攻撃というのは物理的な戦争と同じである。これを守るために4万人(人数の計算法はよくわからん)が必要である。
  • 育成した人材は企業として活躍できる戦力に育て上げたのだから、ボランティアでその恩に報いるべきである。
  • これを契機にIT業界がブラック化するのでは?→中小SIerで新人が獲得できない企業がIT業界はブラックだと吹聴してるだけで、実際はブラックではないので何の問題もない
  • エンジニアの労働条件が守れないのでは?→エンジニアは力の持った人材だから、労組による保護など必要ない。

というわけで、なんか、まあ、企業経営者の人材を廉価でこき使いたいという論理が見え見えのあれなわけですね。

と、まあ、そんなある日

で、本日(というか昨日(2015/11/02))、こんなツイートがきた。

あー、なるほど、定年退職したITエンジニアさんたち、ボランティアしたいんだ。

  • 日本は高齢化社会突入中だから定年退職するITエンジニアさん多いですよね。多分、入ってくる若手よりも多いはず。若手4万人集めるよりも、定年退職していく4万人集めるほうが楽ですね。
  • IT人材としての育成においても、定年退職していくITエンジニアさんたち、長年の経験もあるし、新たに人材育成するより廉価で育成された人材調達できますね。
  • 日本人義理にアツイから、IT人材として育成してもらった恩にやっぱり報いるべきですね。
  • ブラック?いや、ブラック化してきたの、この定年退職していくITエンジニアさんたちだから、それを解決していかなきゃいけませんね。
  • エンジニアの労働条件云々→定年退職していくITエンジニアさん力の持った人材ですよ!
  • そして、定年退職したITエンジニアさんたち、ボランティアしたくて仕方がないらしい(上のツイートより)

というわけで、サイバー攻撃に対するボランティア4万人を調達する手段を発見しました。


おわり。

え?老齢で体が動かない?しらねーよ。ボランティアしたいんだろ?