mike-neckのブログ

Java or Groovy or Swift or Golang

JJUG ナイトセミナーでの初登壇で触れた Gradle の Java toolchain の実験

JJUG ナイトセミナー初登壇してきた(LT は除く)。

で、これはその補足。

最後駆け足で紹介していた最近の Gradle の情報で、 Java toolchain(6.7) improovements(6.8) を実際に試してみた

f:id:mike_neck:20201212022324p:plain

なお、すでに Java toolchain についてはすでにいくつかブログが書かれている。

progret.hatenadiary.com

blog1.mammb.com


試したレポジトリーはこちらです

github.com

やっていることは、次の通り。

Java8 のみがセットアップされた github action runner で

を実行する。

ログはこちら(今(2020/12/12 2:26)から 90 日間有効)

github.com

adoptopenjdk の 15 をダウンロードしてきているのがわかる。

adoptopenjdk の 11 はシステムにインストールされているのでそちらが使われているようだ

なお、こちらをみるとわかるように、 vendor には AZUL を指定しているが、インストールされていない Java15 は adoptopenjdk からダウンロードされた。

github.com


また、 corretto の Java8 しかインストールされていない環境で、ベンダー AZUL を指定していると、以下のようなエラーが発生してしまうようです

FAILURE: Build failed with an exception.

* What went wrong:
Could not determine the dependencies of task ':test'.
> Could not resolve all dependencies for configuration ':testRuntimeClasspath'.
   > Failed to calculate the value of task ':compileJava' property 'javaCompiler'.
      > No compatible toolchains found for request filter: {languageVersion=8, vendor=AZUL, implementation=vendor-specific} (auto-detect true, auto-download true)

自動プロビジョニング周りはもう少し観察が必要かもしれません